カテゴリー「生活」の記事

2012年6月16日 (土)

消費増税で3党合意 国民感情と違和感がないか

昨日、15日(金)夜に民主、自民、公明三党による社会保障と税の一体改革の修正協議が合意に至った。
これで消費税は、2014年4月から8%、2015年10月には10%になる道筋がついたことになる。

率直な国民感情として「なんだかあっさり決まっちゃたなぁ」と感じている。
10%というのは現行税率の2倍だ。
これが3年後の生活に乗っかってくる。
これでいいの?と思わないほうがおかしいと私は思う。

今回の増税分は社会保障分野に限定した財源にするということだから、国民の一人として一応納得する姿勢も見せなければならないかとも思う。
しかし、だ。
元々一般財源の無駄遣いが少しでも減らすことができれば、社会保障政策へ財源の一部を回すことができるので消費税率が10%でなくても9.5%や9%に抑えることだってできるわけだ。
つまり、やはり消費税率の論議には、支出のムダを徹底的になくすことが外すべからざる絶対条件になるのではなかろうか。

歳入と歳出の圧倒的な開きがあることも、理解している。
さほど遠い先ではない、どこかの時点で劇的に税収を増やさねばならないことは自明の理である。
しかし、そのことをわかったうえで、あえて申し上げておきたい。

無駄遣いをしてしまう国家の体質を改善しない限り、いくら税収を増やしても「ざる」から水がこぼれるようなものである。こぼれた水が一部の特権者の懐を温めているのであるから、改善することは必至である。
この許されざる現状を改善する為に、合意文書を交わした3党の議員と関係者は粉骨砕身の決意で働いていただきたいと切に要望する。

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2012年4月 4日 (水)

改めて痛感 「想定外」の未熟さ

「未熟」というのはこういうことを言うのだろう。
昨年の3.11勃発当時に首相官邸の「テレビ会議システム」が全く使用されていなかったことが報道されている。このシステムは東海村臨界事故を教訓にして国家最高レベルの危険事態に対処するために整備された。専用回線の維持費だけで年間5~6億円が投じ続けられているという。
何のために国費を投じて整備したのか。
毎回の訓練の時には接続されていたという。何のために訓練しているのか、総理大臣(当時は菅直人)を先頭にした首相官邸の面々が当事者意識を持っていたのか、はなはだ疑わしい。
明らかな、民主党政権の未熟さである。
自公政権でもそうだったじゃないかとの声は当然ある。しかし自公政権であれば政権経験が豊富な政治家と官僚の関係から考える、と首相のスタンドプレーはありえず、このシステムも組織で動き粛々と活用されただろうと推察される。
現実の結果は正視眼で見なくてはならない。

一国のトップからしてこの体たらくだ。
自国の国民に「防災意識や生命を守る意識を持って、いざという時に行動せよ」と言っている本人が動いていないのだから、個々の国民の意識は推して知るべし、と言ってしまいそうになる。
防災は「自助・共助・公助」の組み合わせだと言われている。
しかしどこまでいってもその基本は「自助」だ。
現在の日本国政府の体たらくを嘆くだけでは自身の生命を守ることはできない。
みずからが今いる場所で即刻行動を始めなければならない。

先日来、親しい友人に群馬大学教授の片田先生のインタビューを収めたDVD映像を見ていただいている。片田先生の防災教育によって多くの子供たちとその家族の生命が救われた『釜石の奇蹟』を「奇蹟」ではなく「想定内」にする努力を私達が続けることが、今求められていると感じられてならない。

◆片田教授のインタビューはこちら
 防災教育から生まれた『釜石の奇跡』※前半
 防災教育から生まれた『釜石の奇跡』※後半

◆メディア報道
 官邸テレビ会議未接続 原発事故時「思いつかず」

2012.4.4 08:01

 昨年3月の東京電力福島第1原発事故発生時、首相官邸と経済産業省原子力安全・保安院、現地のオフサイトセンター、自治体などを結ぶ国の専用回線に、首相官邸のテレビ会議システムが接続されていなかったことが3日、分かった。

 官邸では訓練の時だけつないでおり、事故時に誰も接続作業をしなかった。システムは平成11年に起きた東海村臨界事故を受けて整備し、回線の維持費は年間計5億~6億円。福島事故では放射性物質の拡散予測システムを活用しなかったことが判明しており、巨額の費用で整備した防災システムを生かさなかった事例がまた表面化した。

 システム機材は、事故対応に当たる官邸地下の危機管理センターではなく4階の会議室に置いてあり、接続作業は原子力安全基盤機構と内閣官房が担当。機構の担当者は「オフサイトセンターの支援などに追われ、思いつかなかった。官邸や保安院から要請もなかった」とし、内閣官房は「保安院の職員が官邸に詰めて電話やファクスで連絡を取っていた。必要なかったか余裕がなかったか、使わなかった理由は分からない」と説明。常時接続するよう改めるという。(MSN産経ニュース)

《記事元リンク》
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120404/crm12040408020002-n1.htm

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2009年4月 5日 (日)

桜花爛漫 石神井公園でお花見

はやいもので今年も3ケ月が経ち、春四月を迎えました。
東京では3月20日の桜の開花宣言のあと、寒い日が続き4月に入って満開になりましたのでほぼ2週間たっぷり桜の花を楽しむことができています。

昨日4月4日(土)に毎年恒例となった石神井公園でのお花見の宴を開きました。「何回目になるのかなぁ」と思って過去のスケジュール手帳を引っ張り出して確認しましたら2000年にお花見の記載が(^_^)v懐かしく当時のことを思い出しました。
毎年開催を重ねて今年で10回目。節目の年となりました。

今年の参加者は9名。
初回から欠席なしの鉄壁の常連の方、2回目、3回目から連続して参加いただいている方、数年ぶりの方、2回目、3回目の参加の方、そして初参加の方、等々。
遠くは神奈川県厚木市からも参加いただきました。
代表して東京マラソン完走の駒場さん、ありがとうございました(^_^)v
さほど若い!というわけでもありませんが独身者が半数を占めていました。

20090404_1_2

今年のお花見を終えて感じていることを少しばかり。
毎年やっていると色々感じることもあり、来年はどうしようかなぁと思うのがここ数年のパターンになってしまいました。

当日参加するだけの人と違って開催する側になると、相当な時間と労力、気力が必要になります。
前日は備品や一部買出しを行って、当日は朝から場所取りに現地へ。2~3回に分けて資材等の搬入、時間の合い間を縫って食料やアルコール類の買出しをしつつ参加者の到着を待ちます。
これが殆どの場合、時間通りには現れる人はいなくて(^_^;)かなりの時間、他の花見客から「ずいぶんな場所を取るんだなぁ」というちょっと冷たげな視線を感じながら少し気持ちを荒ませつつ、読書等をしつつ孤独な時間が過ぎていきます..。

三々五々参加者が集まり出し、予定メンバーが揃うのは毎年16時くらい。開始時刻からすでに3時間以上が経過。場所取りからは6時間以上が(^_^;)
すでに風は冷たくなり始めていて、それから当初の終了時刻を大きく過ぎ、さらに時間が過ぎていく。夕刻過ぎて日が暮れて、回りのお花見客はみんないなくなり...
そろそろさすがに片付けに入りたいなぁと思うと、決まって「もう終わるの?」のブーイングの声が(^_^;)決まって遅れて参加した人から出ることがしばしば。まぁ後から来たんだから飲んでいる時間も短いわけで(+_+)飲み足りないんだろうと思いつつ(^_^;)、でもこちらとすれば軽く6~8時間飲み通している人の体調も考えてほしいなぁと。
先に自分だけ解散しようかと思いもするが、みんなが座っている下のブルーシートは私の持ち物。持って帰らないと後始末がつかない...。以前の年に、私が先に帰ったこともあるが、そのときはシートが泥まみれで丸めて自宅前に置かれた苦い経験があるので「後で持ってきて」とは言えない。

何度かの催促で重い腰をあげていただき、開始前に2~3回に分けて搬入した資材等を自転車に積んでえっちらおっちら自宅まで。荷物が多いため歩いて押していくので軽く1時間弱はかかり...。自宅に着いて、荷物を大別すると21時は過ぎている...。
翌朝は、ゴミの分別から始まる。今年は特にひどくて、参加者メンバーが一気にゴミを袋に詰めてくれたのはよかったですが、分別が全くされていない(^_^;)
しかもゴミを詰めてる袋はブルーシートの保管袋。油やソースで使えないよ(+_+)

憂鬱な気持ちを引きずりつつ、袋からゴミを全部出して分別作業。プラスチックは水洗いもするので所要時間1時間。油や食べ残しの残骸で手を汚しながらなんだかなぁと思ってしまうのは当然かなと思ったり。
準備を手伝ってほしいという気持ちは今では毛頭なくなりましたが、終了後のゴミの分別くらいやってほしいなぁと思う。開始時に、ビン缶類、プラ、燃えるゴミ別にゴミ袋を分けてたのにそれもゴッチャになっている。
分別を終えたら、そのあとに6畳サイズのブルーシート2枚の水洗い。6畳の広さをそのまま広げられる場所があるわけでもなく、折りたたみ、裏返しながら水を切り日光で乾かしていくと、あっという間に17時、18時に。
一日終わったなぁ。
それでも今年は翌日が晴れていて助かった。
雨や曇だとシート洗いが一日で終わらない。

準備から片づけまで、丸々2日以上かけて花見をやる。
これでも当初よりもずいぶん簡素化もしましたが...。
事前の案内、連絡を含めるとさらに多くの時間を要しているわけで、これを10年続けてきましたが、準備を手伝う雰囲気もなく、後片付けも適当で、最後作業をする人のことに思いが至ることもない人達が大半を占めてきたように感じます。
当日、その場だけ飲んで騒ぐことに何の違和感がないのなら、各自でやってもらってもいいのかなと思ったりします。

あまりネイティブな発想をしない人だと自分なりには思うのですが(^^ゞ、この花見の宴は鬼門かな。毎年やっていて、ここ数年楽しかったと思うことが少なくなってきました。
その一方で、開催を楽しみに参加していただいている人がいるのも事実としてはあるわけで...。
来年、どうしようかなぁ。
まだ先のことなのでゆっくり考えてみようと思います。
参加された方の忌憚のない意見も待っています(*^_^*)

【関連リンク】
2009年お花見のお誘い

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2008年9月12日 (金)

奥多摩湖・山のふるさと村に遊ぶ

20080907_1 9月6日(土)から7日(日)で奥多摩湖畔の「山のふるさと村」で過ごしてきた。
ここは東京都立奥多摩湖畔公園内の施設で東京都の管理運営だ。
7月の終り頃に、7年前に一緒にキャンプをした友人家族(以下K家族^^)からお誘いがあり、なかなか日程が取れずに9月第1週の実施となったのだ。
予約は意外とスムーズにとれた。あとでWebで調べてみるとなかなかの人気でトップシーズンは予約開始日に埋まってしまうこともあるらしい。ラッキー。

6日は午前中に地元自治会主催の防災訓練になったため、途中まで訓練に参加して午前11時頃に自宅を出発。富士街道から新青梅街道に入り、ひたすら西へ西へ。
途中で自動車3台による追突事故があり事故渋滞していたが、それ以外は順調に走る。途中でおにぎりを食べたりしながら、14時50分頃現地に到着した。

川崎から来たK家族は13時頃に到着しており、すでにテントを張り終わっていた。テントサイトは山の斜面を整地しており、2張ずつ程度で1区画を使えるようになっている。隣りとの間隔は充分取ってあり、独立した庭のような感じになっていてなかなか快適だ。
炊事場もトイレも適度に近くて清潔になっている。シャワーも無料で使えるのがうれしい。私は使わなかったが奥さんと子供たちは利用したようである。

K家族は4人。私の友人と奥さん、高校1年生と小学生5年生の姉妹だ。我が子も女の子のためすぐに打ち解けて、川遊びに行きたいという。少しまわりを確認したが深い渓谷になっており、ちょっと降りることは難しそうだ。駐車場にとめた車でビジターセンターに移動し、そこから奥多摩湖に流れ込む渓流に降りていく。
水が冷たい(*^_^*)
速い流れの場所もあるが、緩やかに蛇行させている場所もあり大人がついていれば小さな子どもでも充分に水に入って遊ぶことができる。なかなか、いい。
ここでうちの奥さんを子ども3人の監視役に残して、私はテントを張りに戻る。
20歳代最後の頃に買った記憶があるテントだからずいぶんと購入してからの期間が長くなるがどこも破れたりしないでよく活躍してくれている。前回のキャンプ以来で7年ぶりの登場だ。
テントサイト内にテント用のすのこが用意されている。へ~これはいい。
K夫妻が手伝ってくれて、汗をかきながらなんとかテントを張り終わる(ふ~っ)。
すのこのおかげもあり、テント内はすごく快適だ。

ここで缶ビールをあけて、乾杯。
汗をかきながらのビールは格別に、うまい(^_^)v

しっかり汗もかいたのでラフな服装に着替える。今回、食材等々の買出しは全部K家族がやってくれた。私が川沿いに行ったりしている間に野菜もおおかた切ってくれていた。ありがとうございます。感謝。
私はかわりに体と使おうというわけではないが、持参したバーベキューコンロを組み立てて火を熾(おこ)す。テントサイトは直火禁止だがバーベキューコンロはOKなので、とてもうれしい。ひさしぶりのことなので炭火にする要領がなかなか思い出せない(^_^;)今どきのやり方は火炎放射器のようなボンベタイプのバーナーで一気に炭を焼くようだが、そんなものはもちろん持っていない。悪戦苦闘するのがこれまた楽しいのだ。
30分以上は格闘しただろうか、ようやくまともな炭火になってきた(ほっ^^;)。
その間に友人Kが子どもたちを車で捜しながら連れて帰ってくれる。
みんな揃って食事の準備をして、あとは網をのせて焼いて食べる番だ。

20080907_2 テントサイトには木製のテーブルとベンチのセットが2つ作られている。しっかりしたもので自然の中に溶け込んでいる。2家族でひとつのテーブルを囲んでも狭くない大きさはありがたい。一緒に食べようとみんなに声を掛ける。しかし、4歳になったばかりの我が子が恥ずかしくなったのか、隣りのテーブルで食べると言ってきかない(^^ゞ。
困ったなぁと言いつつも、まあそれもいいかと食べているとKの奥さんが気を利かせてくれて二人の姉妹に「隣りに言って食べてあげたら」と助言。さっきまで一緒に川遊びをしていたので気心が知れているのだろう。少ししたらきゃっきゃ言ってはしゃいでいる。本当にありがたいなぁとしみじみ。

あとは星空をみながらゆっくりと語り合う時間....。
のはずが、子ども達も遅くまで楽しそうにテントに入ったりして遊んでいるし、Kも日頃の疲れからか、火のそばでうとうと...。私もなんとなく眠くなったりで...。
まぁのんびりと寝ちゃうのもいいかなと。軽く雨がぱらついたのを機に、そのままそれぞれテントへ。おやすみ~。

日頃から眠りの浅い私(^^;)は朝4時頃に目が覚めた。
しばらくは家族を起さないようにじっとしていたが、手持ちぶさたで起き出す。トイレに行くが、まわりのテントの人達も起きてこないのでもう一度テントの中へ。2回それを繰り返してから(^^ゞもういいかと思って炊事場に行って顔を洗ってひげをそったりしていると次第に空が明けてくる。他のテントの人も一人二人起きてくる。
お湯を沸かしてコーヒーを入れて飲む(ただしインスタント^^;)。
山の空気を満喫した感じで、とても気分がいい。
子供たちも起きてきて「近くを探検してくる」と言って子供たち3人で山肌のほうに歩いていく。帰ってくる頃を見計らって朝食を準備する。パン、焼きうどん、スープ...。なかなか朝から盛りだくさんだ。おいしい。
食後は子供たちは近くを散策。Kと私はキャッチボールをして過ごす。
9時過ぎたくらいからテントや荷物を片付け始める。
意外と早い。昨日自宅で荷物を積み込んだときのことを思うと、自分でも相当手際がいいと思う。やはり人間って経験するということは大きいものだ(うんうん)。

その後、キャンプ場サービスセンター(管理事務所)に顔を出してビジターセンターへ。
クラフトセンターという建物が併設されており、K家族はなにかものづくり体験をしていくという。「我が子もできることがあればやったらいいんじゃない」と妻に話しながら私は午後3時過ぎから練馬区内で予定があったため一人先に帰る交通手段を確認しにビジターセンター内へ。バスの時間が意外とないことを確認して、どうしようかと思いつつクラフトセンターに行くと妻と我が子がガラス越しに教室内をみている。
K家族は陶芸体験をすることにしたらしい。我が子は木工か石細工がいいんじゃないかと話をすると「おとうさんと一緒に帰ろう」と言ってくれたので、ここでK家族と再会を約しながら挨拶をして別れる。

11時半頃にビジターセンターを出発して一路我が家へ。
途中で「リンガーハットでちゃんぽんが食べたい」という我が子の意見で東大和あたりまで一気に帰ることに。しかしもうすぐというところで我が子はお昼寝タイム。そのままノンストップで自宅まで帰ってきた。
自宅到着は14時。
ほんとスムーズな週末旅行だった。
当初の天気予報は雨だったが、夜パラパラした程度で日曜は暑いほどの素晴らしい晴れの天気。よい思い出となった。
ちなみに16時頃に急に雲に覆われてどしゃぶりの雨に。
ほんと、天気にも守られたねとしみじみと。

都会で生活していると、自然の中で過ごしたあとの精神的な安定感というか、自分自身の生命がゆったりとおおらかになっていることを体中で実感する。
いかに不健康な環境で生活しているかということだろう。
これからは時おり時間をつくって奥多摩あたりで過ごしてくるのも大切だなと感じる今日この頃である。

【関連リンク】
東京都立奥多摩湖畔公園 山のふるさと村

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2008年9月 2日 (火)

第36回夏季大学講座を受講

20080830_1 今年も創価大学夏季大学講座が開催された。
開催日程は8月29日(金)から31日(日)の3日間。私は30日31日の両日に受講した。
今年で36回目の開催であり、私は2002年から受講し始めたばかりなのでやっと7年目である。今年も多くの方が20年以上受講しており名誉学生証の栄誉に輝いていた。

30日(土)は高橋保教授の「夫婦から家庭・家族をデザインする-すぐキレる子どもたち、さまよう若者たち-」を受講した。
キレる子どもはなぜ生まれるのか?
これが本講座のテーマの一つであった。
1966年にスポック博士の著書『スポック博士の育児法』が翻訳紹介されてからの日本における育児の急激な変化、アメリカにおけるゼロ・トレーランスの取組み、2~3歳に限定された眼窩前頭皮質の形成については非常に興味をそそられた。
できることであれば、キレる子どもに育ってしまった子どもとどのように接していけばよいのか、その点の方途を示してほしかった。子育て真っ最中の親としては何かの示唆だけでも得たと思う次第である。

「さまよう若者たち」についても同様の感想だ。
講義の後半は、こうしたキレる子どもたちもさまよう若者たちも夫婦から出発して家庭家族を再構築することで再生していくことができると講義が進む。
たしかに私自身の立場では重要な、不可欠の要素だと感じたと同時にふと感じたことがある。それはキレる子どもたち、さまよう若者たちの多くはすでに戻るべき家庭を失っているという現実だ。
確かにこれから夫婦生活を営み、家庭家族を創っていく場面に遭遇している人達には得るものが多かったに違いない。しかし現在、不幸にも不遇な状況になっている子どもや若者たちはそうした家族環境に身に置くことができなかったがゆえに、今の不遇に陥っているのではないか。

講義の後半で聞いた「夫、妻、夫婦それぞれの生きがいを持つ」ことの必然性、夫婦の4つの関係には深く感じるところがあった。
女性の化粧は誰のためにするのか?という問いかけには、夫婦というものについて更に様々と思いを深くした次第である(*^_^*)

終了後は受講講座は違うメンバーと合流し、八王子駅前で懇親の一席をもった。毎年の恒例となりつつある第二日目終了後の宴であるが、今年は経済学部の山中馨教授が同席して下さり一段と盛況な会となった。一年に一回言葉を交わすメンバーもおり、また今年初めて同席した方もいる。また来年も集うことができればと念願している。

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2008年3月 4日 (火)

主婦の声が法律を動かす 自転車3人乗り再検討へ

今年春に予定されている道路交通法改正案の一部が見直される公算が大きくなってきた。
従来から道路交通法で3人乗りは禁止されているが、今回の改正で罰則規定を盛り込むなど指導強化を図ることが意図されていた。各都道府県交通委員会でも幼児を乗せる場合も大人1人に対して1名の幼児(6歳未満)が望ましいとして、親子3人の自転車利用をやめる方向で指導を行ってきた経緯がある。

我が家では子どもが一人だけなので直面してはいないが、お母さん仲間では幼児が2人いる家庭はめずらしくない。自転車の前後に幼児用座席を取り付けて幼稚園や買い物に出かける風景は、日常の中に溶け込んでいる。
現実の問題として、父親が仕事に出かけている昼間に行動する母親にとって3人乗りが禁止されるかどうかは死活問題といって過言ではない。

安全面から3人乗りを辞めさせたいという意図は、そうした現実を無視している、というか、よりよき解決策はないかと思索検討を深めた形跡は何ら感じられない。安直だ。
今回の解決策として、親子3人で乗っても安全が確保できる構造の自転車を開発、確保する検討が始められたようだ。
そうした検討を始めた背景には、現場の母親達の声があったという。
あきらめずに声を上げた庶民の代表に、賛同の拍手を送りたい。

何ごとも「だめだ」「できない」ということは簡単だ。
しかし、そこで今一度踏みとどまって、より本質的な思索と解決策を実行する、私達一人一人でありたい。

【ニュース記事】 <自転車>3人乗り再検討…警察庁、対応車開発を業界に要請(毎日新聞) .

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2007年11月 8日 (木)

国の混合診療方針にメス

長年、常識とされてきた制度運用にメスが入った。
保険適用の治療と適用外の治療を併用した場合には全て保険適用外として全額を自己負担するという従来の国の方針に対して、今月7日、東京地方裁判所は個々の診療毎に摘要の是非を判断することを求める判決を下した。

たしかに保健適用外の診療には危険が伴う場合がある。
経済的にゆたかな富裕層に有利な制度運用になるという指摘もあるだろう。
しかし生死のぎりぎりの境目で治療を行なっている患者にとって、自分自身に効果があると思われる治療はできる限り行ないたいというのは、人として当然の感情ではないだろうか。
そうした際に、例えば従来は保険適用の治療を何年もつづけて、さらにそれ以外の治療を併用したいと思うことは自然な気持ちだろう。そうしたときに全ての治療を保険適用外にするというのはおかしいと多くの人が感じるのだと私は思う。

大切なのは一人の人の気持ちを思うやること。
そのことを忘れなければ、法律の運用も、日常の生活も大きく間違うことはないと、私は思う。

【関連記事】
<混合診療訴訟>全額自己負担は違法 東京地裁で国側敗訴

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2007年7月 8日 (日)

納税の主体者との意識に欠けた消費税論議

安倍首相が「消費税を上げないといっていない」と発言したことから消費税問題が急浮上してきている。
日曜の各局の報道番組で各党首の発言を聞いたが、党首の中に消費税問題を他人事として考えている輩がいるのではないか、と感じた。

それは「消費税を上げるのか上げないのか、今すぐ明言せよ」といった稚拙な発言に象徴されている。また国民の中にも同様の風潮がある。
Webで様々な報道をみたが、唯一ロイターだけが予見を交えずに事実を伝えているように感じた。
詳細はこちら→ 消費税を上げなくて済む可能性はある=安倍首相(ロイター)

番組内で安倍首相が繰り返し主張していたのは、ここ1,2年の経済成長をみていると景気回復に伴って大きく税収が増えている、歳出削減の独力も1兆円単位で成果が出てきているので、こうした状況が続くとすれば新たな増税をしなくても年金財源等を確保することができる。しかしそれが困難な場合は消費税の見直しに着手することもありうる、という主張だ。
私は個人的には、経済的、税政的観点から見てごく自然な主張だと思う。
こうした発言を目の前で聞いていながら「上げるのか今明言せよ」とは、理屈のわからない愚昧な輩かと思う。消費税を上げたくないと主張するのであれば、自然と税収が増えるよう努力をすればいいのだとは思わないのだろうか。
「消費税増税は何が何でも反対」としか言わない、一部の国民も同様だ。
自分自身が日本国の当事者で、自身が利益を出して、所得を増やして、結果的に納税することで消費税の税率アップをなくすことができると思いもしないのではないか。

公明党の大田昭宏代表が発言した言葉は、その点を明らかにしている。
「この景気回復と歳出削減が続けば消費税を上げないで済む可能性が出てきている」
「私はその(消費税を上げない)可能性のほうがずっと高いと思っている」

各党首が、この日本をよくしていこうと思っている当事者であるとすれば、太田代表の発言を聞いて気がつくはずだ。
日本人ひとり一人がもっと元気になって経済成長を続けよう。
そう、私たち庶民が元気に働いて、もっと納税ができるようになれば消費税を上げる必要がないと安倍首相も大田代表も言っているし、多くの経営者や有識者も同様に認めている経済論理なのだ。

それぞれの党首が、そして国民の一人一人が主体者であるならば、「消費税を上げさせない!」とか「大企業が利益を貪っている」とか能書きばかり言っていないで、まず自らが汗を流して元気に働いて、より立派に納税をしてほしい。

【関連リンク】
消費税を上げなくて済む可能性はある=安倍首相(ロイター)
安倍首相の消費税アップ発言に猛反発(スポーツ報知)
消費税税率引き上げで論争 7党首出演のテレビ番組(毎日)

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2007年7月 6日 (金)

TS認定の幼児用浮輪で死亡事故

国民生活センターの発表によるとST認定を受けている浴槽用浮き輪による幼児死亡事故が発生している。浮き輪というと、胴体を入れてわきの下で両腕でおさえる形を思い浮かべる人が多いと思うが、今回問題となっている玩具は仕様状態が大きく異なるらしい。

報道によると「ビニール製の四角形が多く、ずれ落ちないようにパンツ型のシートが付いている。足を通し、座った状態で浮かせて使う」という。つまり、四角い空気が入った座布団のような形状のものに両足が入れられる穴がふたつ空いていて、そこに両足を通してお湯の上に座って楽しむ形になっている。

これではバランスを崩してお湯の中に頭を突っ込んでしまったら、足をはずすことができずに水中から頭を出すことができない。
助けを求める声を出すことすらできない。死んでいった子供は、声を上げようとして大量のお湯を飲みながら、どんなに苦しく、どんなに心ぼそい状態で、ひとりぼっちで死んでいったのかと思うと、激しく心が締め付けられる。

転倒して発見してもらえなかったら、100%確実におぼれる。
なぜこのような玩具が必要なのか。
どういう感覚でメーカーはこの玩具を製作したのか。製作を続けるのか。
またどのような基準でST認定が出されているのか。
再発防止のための万全の方策を打たれることを切に望みたい。

【関連リンク】
入浴用の浮輪で乳児が水死
国民生活センター
STマークについて

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2007年6月17日 (日)

若き二人に栄光あれ

昨日6月16日(土)、大切な友人の結婚式と披露宴に参列させていただいた。
新郎との出会いはかれこれ2年前になるだろうか。
現在も継続して開催している経営塾(当時は第一期の龍馬塾)に参加していたメンバーだ。当時の座長であった上津社長(株式会社パナビア)のオフィスに、営業で来社したのが縁である。
現在、新郎は勤務する企業のアメリカ法人に勤務して1年。
生涯の伴侶との二人三脚を歩み始めて、さらなる飛翔を決意していることだと思う。

心温まる結婚式と披露宴だった。
旧友達の飾らぬパフォーマンスとはなむけの言葉がよかった。
一人、日本で準備を進めてきた新婦の姿が、健気で、美しかった。
そして、なによりも、若さに似合わぬほどの、新郎の回りの人達を慈しむ心に、感動した。
両家のご両親への感謝と決意を込めた一言一言には、不覚にも涙してしまった。

披露宴は新郎新婦のためにだけやるものではない。
自分達が祝ってもらうパーティと自分達が主宰して準備する披露宴とは180度違うものだ。なによりも、今までお世話になった人達への報恩感謝の思いで開かせていただくものだ。
そんな、当たり前のことを素晴らしいと感じた、ひと時だった。

朝倉政孝さん、百加さん。御結婚おめでとう。
そして、素晴らしい時間を共有させていただいて、ありがとう。
二人の大活躍と幸福な人生を歩まれんことを、心より祈っています。

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