カテゴリー「スポーツ」の記事

2011年2月 9日 (水)

何を勘違いしているのか 無実を証明するのは力士本人だ

大相撲八百長問題で疑惑をもたれている力士の中に携帯電話を提出していない者がいるとの報道がしきりだ。
携帯提出拒んだ力士「妻が踏んで壊した」 調査委に(朝日新聞)

何か勘違いをしていないか。
疑惑をもたれているのは自分自身だ。
本当に「妻が踏んづけて壊した」「機種変更をして以前の携帯が残っていない」のであれば、自ら携帯電話会社から通信記録を取り寄せて提出する等の無実証明に動くべきだ。
疑惑をかけられている力士は「自分は無実だ」と主張するのであれば、証明できなければ相撲界を去るという覚悟で、自らの無実を証明すべきではないか。
「調査に協力」云々の次元ではない。
疑惑の力士自身が無実を証明できなければ引退。
陶片追放、魔女狩りとの批判もあるかと思うが、故意の証拠隠滅とも受け止められてしまう行為を行っている輩がいる現実を前にした今回の状況ではこの姿勢しかない。
事態の重大性を鑑みれば、この判断しかないのではないか。

逃げ得は絶対に許してはならない。

八百長問題は国技とされてきた大相撲の命運を絶つ事件だとの真摯な認識で、全容解明に臨むことを望みたい。

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2010年7月 5日 (月)

大相撲界賭博問題 ”野球賭博”以外不問でよいのか

日本相撲協会は今月4日に臨時理事会を開き、野球賭博に関与した力士らの処分を決定、発表した。
報道によると、大関琴光喜と大嶽親方が解雇、野球賭博に関与した27人の名前を公表し、うち18人を謹慎処分として名古屋場所の出場を停止させた。
また謹慎を受け入れた武蔵川理事長の代行として元東京高検検事長の村山弘義外部理事(73)の就任を決めた。

処分が身内感覚で甘いという声が多く出ているのも事実であるが、より問題なのは野球賭博以外の賭博行為を行なっていた力士等への処分だ。花札等と言われている賭博行為に関与した横綱白鵬ら46人が謝罪をしたが、実質的な処罰は見送られた。

確かに暴力団の資金源となっていた野球賭博の罪は重い。しかし、この事件を生んだ根源には、賭博行為そのものへの安易な黙認体質があったことは自明の理である。
金銭を賭けた賭博を行うこと自体が犯罪である。
暴力団が関与していないから...という理由だけで処罰を行なわない相撲協会に明るい未来があるはずもない。
名古屋場所で処罰なしとなった賭博力士、白鵬他の誰かかが幕内や十両優勝することも十分考えられる。
それで本当によいのだろうか。大相撲はいったん国技の名を返上してはどうか。
それほど、相撲協会の認識は一般社会と懸け離れている。

そして賭博体質の原因のひとつが相撲界の現金主義だと指摘されている。
では銀行振込に一本化すれば賭博体質はなくなるだろうか。
聞こえてくる答えは「否」であろう。

とりあえずの善後策を講じるとすれば、報奨金や給与体系を見直すことだと私は思う。
累進制ともいえるほど、番付が上がるに連れて給与が倍々で増えている現行体系を見直し、幕下等の力士でも通常のサラリーマンと同等の生活が送れるだけの給与に引き揚げると共に、三役等の上位力士の給与を半減してはどうか。
半減しても十分普通の生活が行なえるだけの給与水準は保証できるものだ。
そのうえで報奨金等は一括して協会が受取り大半を寄付等に回わす。
優勝賞金等も半額は寄付等に回し、本人受取りは半減させる。
NHKから入ってくる放映権料等も半減する。

こうして自分達自身の身を正して、はじめて国民の理解の緒端が得られる...
それくらいの厳しい認識を持つべきであると言っておきたい。

【関連記事】
琴光喜、大嶽親方を解雇 理事長代行に村山氏(中日新聞)
協会渋々受け入れ…理事長代行、結局は外部有識者(スポニチ)
厳罰方針どこへ?琴光喜は懲戒止まり(スポニチ)
大相撲の力士と行司のお給料は?又、偶数月は何をされておられるのでしょうか??

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2008年3月12日 (水)

はっけよ~い~!

すがすがしく感じるニュース記事に目が留まった。
現在、大阪府立体育館で行なわれている大相撲春場所での出来事。
昨日の取組で、番付相撲の前に行われる「前相撲」で仕切り線でにらみ合ったまま約20秒間固まってしまっていたというニュースだ。

対戦した新弟子の2人は、福田(15歳・錣山部屋)と吉沢(15歳・春日山部屋)。
記事によると2人はほとんど相撲経験がない初心者。15歳の両者は中学卒業の年を迎えたばかりの少年だろう。
しかもその日の取組の一番最初。緊張は計り知れないものがあったに違いない。

行司も初めての出来事でとまどったと書かれていたが、会場の観客も含めて、新人の若者のぎこちない緊張した姿を温かく見守っていたことだろう。

人生も30年、40年、50年...と重ねてくると一つ一つのことに「緊張」して臨むことが少なくなってくるように感じるのは私だけではないと思う。
中途半端に「こなしてしまう」人生よりも、ぎこちなく緊張して恥ずかしい思いをすることのほうが、ずっとずっと素晴らしい。
そんな初々しさを忘れずに、目下の課題に全力で取り組みたい。

【記事】 はっけよ~い、止まった??(スポーツニッポン) - Yahoo!ニュース.

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2007年11月28日 (水)

オシムの精神 継承しなくて本当にいいのか

Image016_l サッカー日本代表監督の後任人事として岡田武史氏を最有力候補として正式交渉に入ることが報じられている。
オシム現・監督の脳梗塞という病状から考えれば、早期に後任監督を決定することは重要な決断であるが、問題はオシム監督が1年半積上げてきた精神とスタイルを継承しないことが暗黙の了解とされている点だ。

これは日本代表サッカーにとって、重大すぎる、根本的な方針転換を意味する。
今の日本代表を応援しているサポータにとって「オシム精神」は多くの共感を得ているのではないかと思うのは私だけではないはずだ。
現状を維持すれば勝利が得られるという戦いは、どこの世界にもない。
たとえそれがワールドカップを制覇したブラジル、フランスやイタリアの代表チームであっても、当然のことだ。
いわんや発展途上の、まだまだ先を目指す弱小日本代表チームである。

オシムが植えてきた「走るサッカー」の精神の根幹は「挑戦する心」である。
次回ワールドカップの予選がみえてきた今この時の後任監督は、この精神を継承する者であることは絶対条件であるはずだ。
もし180度違う「守りのサッカー」など持ち出す監督候補は完全に除外しなければならないはずである。そんな監督にするくらいなら、監督は誰でも務まると極論してしまっても、あながち間違っていないはずだ。
私は個人的には岡田監督は嫌いではない。
フランスワールドカップの予選の最中、加茂監督の迷走を収拾してW杯初出場を果たした能力の高さは今も顕在であろう。しかしそうした人間性の素晴らしさと指導方針、サッカー哲学とは必ずしも合致しないのが辛い現実でもある。

私は、オジェック新・監督の誕生で既成路線となるものと思っていただけに、岡田ジャパンの誕生近しの報道には激しい違和感を感じている。
ここは浦和経営陣の英断を期待して、オシム精神の継承者が涌現することを切に望みたい。

【関連記事】
岡田監督決定的!オシム流解体へ(スポーツニッポン) - Yahoo!ニュース.
W杯は岡ちゃんに任せた!日本サッカー協会が監督就任を正式要請

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2006年9月14日 (木)

オランダ・ヘラクレスの対応に疑問

8月末にオランダリーグのヘラクレスを解雇された平山相太の1年間のサッカー人生が危機に立たされている。今月15日が期限となっているJリーグ選手登録までに国際移籍証明書が届かない見込があるからだ。日本サッカー協会は無所属の選手の日本代表登録を認めていないため事実上、公式戦への出場は無可能となる。
各種の報道は移籍予定先である日本(J1・FC東京)からの情報によるため公平な判断は完全にはできないが、限られた報道を見る限りヘラクレスの姿勢に問題の原因の多くはあるように感じる。
確かに利害が対立する事案だろう。ヘラクレスも経営的問題を抱えているのかもしれない。スミット会長の個人的な感情もあるのかとも思うし、平山側の危機管理意識に甘さがあったことも、曖昧な表現をあえてした部分もあったかもしれない。その意味ではどちらかが100%悪いという問題ではないかもしれない。

しかし一番に考えるべきは未来を担う若い世代の将来ではないだろうか。21歳の若いサッカー選手が右往左往しながらも、自分の努力を活かせる場所を探して新しい球団で出発を切ろうとしている。
年齢を重ねた大人であれば、それを支援こそすれ(結果的であったとしても)阻害をすることは避けなければならない。

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2006年6月13日 (火)

サッカーワールドカップ・日本初戦に完敗

日本代表が負けた。この話題はここかしこで持ちきりなのであえて書くこともないのだが、がしかし、である。
最後の10分間の怒涛の失点は何を物語っているのか?確かに戦犯探しをするのは潔くはないし誰かをスケープゴートにして済まされる問題でもない。
それでも、しかし、なのである。

1ケ月前の5月16日の日記にも書いたが、ジーコの負う責任はあまりにも大きい。監督としての手腕があるのか、これまでも何度か指摘してきたことでもある。それが最後の10分間に凝縮されている。
ジーコが選手を交代させるたびに日本代表のフォーメーションは崩れ、力は劣化していった。私はこれほど稚拙な采配を98年以来見たことがない。
負けるべくして負けた。
これが多くのサポータの気持ちではないだろうか。
3戦の最後まで希望を捨ててはいけない。
しかし日本代表のドイツワールドカップの戦いは間違いなく、終った。

そして日本代表に4年後はあるのか。
1ケ月前の言葉をあえて繰り返す。
『ジーコの罪は重い』

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2006年5月16日 (火)

ドイツワールドカップ日本代表メンバー23名が決定

ワールドカップ日本代表メンバーが発表された。
様々なメディアで報道されるので詳しくコメントする必要もないと思うが、それでも一言だけ触れておきたい。

「わくわくしない」
これが私の本音だ。もともとサッカー少年である。
中学生の頃からお正月に行なわれる国立での高校サッカーの決勝戦が楽しみだった。Jリーグの開幕もよく覚えている。川淵チェアマンが輝いて見えた。韮崎高校時代の中田ヒデも映像でみていた。過去のワールドカップはいっぱしのサッカー解説者になりきっていた。アイコンタクトに感激し、加茂監督に憤慨した。岡ちゃんに喝采を送り、中村俊輔の代表落ちに心から落胆した。トルシエ更迭論が噴出した際には真剣に議論に加わった。いろいろなことがあっても4年毎のワールドカップが待ち遠しかった。

しかし、である。
この4年間、何か私達がわくわくしたことがあったろうか。日本代表として成長し続けてきたものがあっただろうか。ジーコ自身が育てたものがあったのだろうか。いやあえて言おう。ジーコ自身が成長しているのだろうか。
長の成長なきところに組織の成長はありえない。
自然の摂理である。

もし一次リーグを突破したとしてもそれだけでよいのか。日本代表はまだまだ国際レベルではない。それだからこそ日本国民は持続して成長し続ける、勝ち続ける日本代表を夢見ているはずだ。
今回ドイツワールドカップを担うべき人材は他にいた。
そしてその彼らが4年後のワールドカップを担うはずなのだ。
果たして今回の23名の中で4年後のその舞台に何人が残っているだろうか...。

ジーコの罪は重い。そしてその功罪は4年後に明白になる。

《関連リンク》Yahoo!News「一目でわかる日本代表23人」

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2005年11月17日 (木)

ワールドカップ出場国出揃う

今月16日の世界各地での予選プレーオフで、オセアニアからはオーストラリア、北中米カリブではトリニダード・トバゴが、欧州の最後の枠をスイス、スペイン、チェコがそれぞれ獲得し2006年サッカーワールドカップ・ドイツ大会の本大会出場のキップを手に入れた。
これで出場枠32ケ国全てが出揃った。

サッカーワールドカップは世界で最も多くの人々が観戦する文句なしの世界随一のスポーツイベントだ。その予選にも本大会にも数多くのドラマがある。
オーストラリアは南米5位のウルグアイとの接戦をPK戦で勝ち上がり32年ぶりの出場、トリニダード・トバゴはアジア5位のバーレーンと共に初出場をかけて戦った。チェコはチェコスロバキアからの分離独立後初めての出場を勝ち取った。スロバキアは惜しくも出場を逃した。
そこには様々な多くの庶民の人たちの気持ちが込められていることだろう。

世界の紛争の狭間に追いやられた政治的弱小国が多いことにも気づかされる。いわゆる貧困国と呼ばれる地域からの出場もある。明らかに政治地図とは異なる国々の純粋なスポーツマンたちが全身全霊で戦う世界だ。
ワールドカップの出場によってその国の実情を初めて知る人達も多いに違いない。かくいう私もその一人だ。

こうした国々の思いが様々な国連をはじめ国際的舞台で対等に扱われているだろうか。忘れられてたり軽んじられていないだろうか。経済力や政治力、ましてや軍事力なんかで優劣が決まるような国際関係を一日も早く払拭したい。

《関連リンク》
FIFA公式サイト(英語)
JFA日本サッカー協会

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