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2012年11月14日 (水)

核兵器はなくならない? 橋下氏は間違っている

日本維新の会代表である橋下大阪市長が発言した「核廃絶は現実的には無理」。
果たしてそうなのだろうか?
議論は様々な視点で行うことが必要であると思われるし、早計に結論を出すのではなく議論を続ける中で、個々人の思索も深められていくのだと思うので、橋下氏の発言の是非を現時点で言うのは適切ではないという指摘もあると思う。

しかし、あえて言っておきたい。
「核廃絶は現実的には無理」との橋下氏の発言は、間違っている。

すでに多くの人が気づいている、橋下氏独特の世論形成のためのパフォーマンス手法だとは、思う。難しい議論となる一方の極論をぶち上げておいて、比較的多数派となる「落とし所」で世論を獲得する。最初から民意と思われる主張をしても「平凡だ」と思われるだけだが、極論をぶち上げたのちに、自ら多くの意見をくみ取ったというステップを踏んだように見せれば、多くの有権者の支持を得ることができる。
弁護士である橋下氏が、法曹の世界を渡り歩く中で、自然と身につけてきた必勝戦術法なのかなとも思う。

しかし、この数年で、その手法を何度も見せられてきた私達も、多少なりとも学習している。正直言って、橋下氏のパワーゲームでもやっているような政治手法には、辟易してきているのではないだろうか。

人間というか、庶民というのは、もっと正直に生きている。
本音でぶつかって、生活を生き抜いているのだ。
人の裏を読んだり、一発かまして自分が優位に立って物事を進めるばかりが支持されるわけではないのだと言いたい。

「核廃絶」のテーマは、まさに人間としての安全保障と人間開発という人類の根本テーマに直結している。
言いかえれば「世界平和」のための行動の一構成要素といってもよいと思う。
私が思うところは、折に触れてこのブログでも表明してきたし、別途テーマとして論じるつもりである。長くなるので今日は書かないことにする。
今日は、一言だけ、繰り返して言っておきたい。

核廃絶は、できるかできないかの問題ではない。
核廃絶は、必ず達成すべき人類の課題である。

【読売新聞】「核廃絶は無理」橋下氏に広島知事「勉強不足」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20121113-OYT1T01232.htm

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