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2011年6月23日 (木)

居座りを決め込んだ 菅直人

昨日の参議院本会議において70日間の会期延長が民主党、共産、社民、みんなの各党などの多数で議決した。

時の政府与党と総理大臣が国益を無視した瞬間である。

なぜ延長日数が「70日」なのか。
直前まで「50日」延長で民主、自民、公明の3党合意ができていたではないか。
2次補正予算の審議議決とその財源となる特例公債法案の議決のためには「50日」で充分だ。「70日」は参議院で否決された場合を想定したとの報道があるが、3党合意を信じていないと宣言した格好である。
また本格的な復興支援となる第3次補正予算を議決するためには「70日」では短すぎる。「90日」または「120日」が必要とされる。
今回議決された「70日」延長では、70日後にいったん会期を閉じてから9月以降に改めて臨時国会を召集して第3次補正予算の議案上程、審議、議決となる。場合によってはその時点で民主党総裁選挙が行われる可能性もある。
いずれにしろ被災者と被災地への本格的復興支援のための本格的予算編成が大きく遅れることを意味する。
しかもそうした決定が、与野党を超えた合意を破棄してまで行われたのである。

なんのための国会延長なのか。
誰が、何のためにそんなことをやっているのか。
時の総理大臣である「菅直人」氏に対して不審の思いを強くするのは国民感情として至極当然の成り行きである。
そもそも復興支援のためには「通年国会」の開催が必要だとマスメディアや国会の場で訴えていたのは菅直人その人ではなかったのか。

しかし議決はすでに行われた。
最悪のシナリオに沿って事態は進行している。
9月以降に開催される第3次補正予算の審議は当初「新首相」のもとでとなっていた表現を「新体制」と変更させた菅直人氏と民主党執行部。次の総理は菅直人氏が務める可能性が最も濃厚である。

こうした日本憲政史上最悪と言えるかもしれないトップリーダー(総理大臣)のもとでも、私達は最善を尽くさなければならない。
「菅が最低だから何をやってもだめだよ」
たしかにそうかもしれないが、それを言ってしまったらそれこそ最悪の結果が待っている。

「大悪起これば大善来る」
「闇が深ければ深いほど暁は近い」
「一番苦労した人には一番幸福になる権利がある」

様々な言葉が示しているとおり、望むべき結果を勝ち取るためにはあきらめずに努力を続けていくしかない。
仕事がある人は、誠実に全力投球で毎日の仕事をやり切ろう。
勉学に取り組んでいる人は、近い将来にその努力を活かす場に立つことを信じて地道な努力を続けよう。
一定の仕事をやり終えた境涯にいる人は、余裕のある時間と能力を社会のために活用する貢献の日々を送ることを模索するのもよいかもしれない。

大切なこと。
自分が今いる場所で今できることを全力でやる。
今はこれしかないと思う毎日である。

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