« 民主党によるメディアジャックか 政治の空白を許さない | トップページ | 【第63回桂冠塾】『峠』(司馬遼太郎) »

2010年6月28日 (月)

「日本の主張が認められた」? 菅氏の傍若無人さの表れか 今こそ真のリーダーを選べ

カナダで行なわれているG20が閉幕した。
発表された首脳声明には「2013年に各国の財政赤字を半減する」ことが盛り込まれたが、日本は「2015年までに半減する」という政府方針を認めてもらって「例外扱い」となった。簡単にいえば「日本は2013年までに財政赤字を半減できないレベルであるから2015年まででよい」と日本国内外が公式に認めたということだ。
国際的な水準から見ても、日本の財政赤字は危機的状況にあることを私達日本国民は、今一度認識を改めなければならない。

しかし、そうした財政状況そのものに加えて「危機的状況」だと暗澹たる思いにさせられたのが、閉幕後に行なわれた菅直人総理大臣の記者会見での発言とその態度である。

映像でも配信されているので各人確認してほしいと思うが、記者会見の場で菅氏は、繰り返し訴えてきた財政再建と経済成長の両立という日本の主張が「全体会合の中心課題になった」と話し、日本の存在感を示すことができたと語っている。
何を言っているんだろうか?
何が「存在感」だ。
要するに日本が先進国の中で突出して財政の危機を抱えているというだけの問題ではないか。
そんな悪しき問題で日本が注目されているのに、まるで胸でも張っているかのような発言に、怒りを通り越して、あきれてものが言えないような虚脱感を感じてしまう。

ここ1年前後の政治、そして世論の動きを見ていて感じてきた「無力感」が、鳩山・小沢退陣後も何ひとつ変わっていない。
それどころか、菅氏に代わって、その程度の低さがいやまして目についてしまって仕方がない。菅氏の傍若無人ぶりを見ると、鳩山氏が「単なるお坊ちゃま政治家」程度でかわいかったもんだとさえ思えてきてしまう。

菅政権が日本の憲政史上に残る「最も危険だった政権」にならなければいいのだがと、祈るばかりである。そして菅氏の心根が変わらないのであれば、早々に退場していただくことが日本の国益と国民のしあわせな生活、そして世界の秩序安定に貢献する直道であると言っておきたい。

私たちが目指す国家像は菅氏が言うような「最低不幸社会」などであってはならない。
一人ひとりが誰一人漏れなく、各々が持っている可能性を最大限に開き、自他共の幸福社会を実現することを目指さなければ「自分の生活が成り立てばそれでいい」という自己中心的な社会に行き着いてしまうことは自明の理である。
中途半端な思想しか持ち合わせない政治家にはリーダーのポジションから降りていただき、万人の幸福を目指す確固たる理念哲学とそのための具体的方策を実行する真の人間リーダーを選択する義務と権利を行使しなければ、私たち自身の未来を開くことはできないと、私はいま、心から、訴えたい。

【関連ニュース】
G20菅総理「日本の主張認められた」自ら及第点( 06/28 ニュース動画 )テレビ朝日

|

« 民主党によるメディアジャックか 政治の空白を許さない | トップページ | 【第63回桂冠塾】『峠』(司馬遼太郎) »

政治」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/134217/48740673

この記事へのトラックバック一覧です: 「日本の主張が認められた」? 菅氏の傍若無人さの表れか 今こそ真のリーダーを選べ:

» 旬なキーワード,話題、人物の動画 [旬なキーワード,話題、人物の動画]
旬なニュース、人物の動画を掲載しています。今人気のキーワードを「Google」から取得し、そのキーワードに関連する動画を「YouTube」から取得し、投稿しています。 [続きを読む]

受信: 2010年6月28日 (月) 13時14分

» 旬なキーワード,話題、人物の動画 [旬なキーワード,話題、人物の動画]
旬なニュース、人物の動画を掲載しています。今人気のキーワードを「Google」から取得し、そのキーワードに関連する動画を「YouTube」から取得し、投稿しています。 [続きを読む]

受信: 2010年6月28日 (月) 15時38分

« 民主党によるメディアジャックか 政治の空白を許さない | トップページ | 【第63回桂冠塾】『峠』(司馬遼太郎) »