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2009年6月18日 (木)

責任の取り方はこれでよいのか 名門近大ボクシング部が廃部

近畿大学がボクシング部を廃部することを発表した。

名門、近大ボクシング部が廃部 部員2人逮捕で(イザ!).

近畿大学の学生2人が大阪府東大阪市の路上で男性を殴るなどして金を奪ったとして逮捕された事件についての処分として発表された。単発の事件ではなく余罪が10数件にもなるという。彼らがボクシング部に所属していたことで、近畿大学は今回の処分を決定したのだという。

常習性も感じられ、相当悪質な事案ではないかと推察される。
しかし、ボクシング部の廃部は適切な措置だろうか。
ボクシング部の関係者が犯罪を犯した2名の素行に関わっていたというのならば、処分もわからないでもない。しかし、報道をみる限りでは、ボクシング部員とはいえ個人の犯罪の範疇を出るとは思えない節がある。
もしそうならば、何のためにボクシング部を廃部する必要があるのだろうか。
廃部をすることで、犯罪の抑止になるのだろうか。
廃部によって、ボクシングをしたい学生達の機会を奪うことになる。
その対価に匹敵するほど、廃部は必要な措置なのだろうか。

ボクシング部員だから、ボクシング部を廃部する。
ならば、近畿大学の学生なのだから、近畿大学を廃学しなくてもいいのか。
暴論覚悟で、あえて言えば、そんな論理にもなってしまう。
時代劇や小説、歴史の勉強で、不祥事を起こしたら「お家断絶」「藩お取り潰し」「隣組制度」を知っている私達の意識のなかでは違和感がない措置なのかもしれない。
しかし、である。

犯罪を犯した者の「連帯責任」を問うことは、慎重に吟味すべきである。

【関連リンク】 名門、近大ボクシング部が廃部 部員2人逮捕で(イザ!).

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