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2008年10月 6日 (月)

第25回黎明塾「統合型マーケティング・コミュニケーションのマネジメント」

10月4日(土)に今月の黎明塾を開催しました。
今回のテーマは「統合型マーケティング・コミュニケーションのマネジメント」です。

大きなトレンドが存在しなくなった現代において、事業収支を黒字化し、維持し続けることは極めて困難な状況になっています。
また、携帯電話等の最先端技術の分野、食品飲料に代表されるように、多くの市場において、商品ライフサイクルは極端に短命化しており、商品が売れても開発コストを回収できずに次の商品に消費が移行してしまうという現象が常態化しています。
商品やサービスの開発コストを削減するのはもちろんですが、短命化する商品ライフサイクルにどのように対応するべきか。
それは、消費者動向を表面的にとらえるのではなく、顕在化されていない潜在的シーズを商品機能に反映させるというアクションとして求められている。
私はそのように考えています。

マーケティング・コミュニケーションは商品サービスの提供者と利用者との双方向コミュニケーションにその本質がある。
しかし、理屈ではわかっていても、ビジネスの現場では実現されることはほとんどない。その理由は何か。
それは、事業者が提供できる商品サービスが自ずから限定されているという現実に原因がある。当たり前といえばそれまでだが、この認識を正確に把握し、双方向コミュニケーションに徹すればビジネスとしての採算性は充分に見込むことができるのである。
とかく事業というものは、「これこれの技術がある」「こんな商品を市場に出したい」「ショップを開いて売上を上げたい」という自分の強い思いから出発する。
しかしそれがいま、声が届く消費者にとって「なくてはならない」不可欠の商品であることは殆どない。

では事業者としてはどうすればいいのか?
これらの人たちに向けて広告宣伝を行なって購買を促進するのか?
それとも、その商品サービスを必要とする人達を探し出してニーズを聞くのか?

これが今回の大きなテーマである。
当日は、ここ1~2年で見受けられるトレンドを紹介しながら、収益改善を果たしている企業事例を検証しながら進めた。
個々の事例をみると納得できる施策を行なっている。がしかし、複数の企業事例を冷静にみていくと似たようなビジネス環境にあって180度も違う施策を行なっているケースに遭遇する。今回の事例をみてもそうである。
実際の自分の場合であればどちらの選択がより適切なのか。
ここにビジネスの決断の本質の一端がある。

マーケティング・コミュニケーションを現実に展開するポイントを踏まえつつ、個々の実例に対処できる経営者を、市場は強く求めている。

【関連リンク】
第25回黎明塾 実施内容

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