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2008年6月20日 (金)

350万円のつもりが350円で落札 行政よ他の対応はないのか

兵庫県赤穂市で発生した指名競争入札での出来事が報道されている。
赤穂市が行なった道路除草作業の入札で、わずか350円で落札したという内容だ。意図的に入札した価格でない。「350万円」にするつもりが社内での意思疎通がまずく「万」を書かずに入札してしまったという笑えない不始末だ。

ここで問題なのが赤穂市の対応だ。
最低価格を設定していなかったという理由で最低価格である350円に決定したらしい。しかも誤った金額での入札だという事情がわかったあとでもその金額で請け負わせるつもりだ。「申し訳ないが、規定に基づいて対応してもらわざるを得ない」というコメントが報道されている。
そもそも350円でできる仕事ではない。
そんなことは誰だってわかることだ。
ましてやその業者は市内の建設会社だという。
そんな金額で入札するかどうかわかりきっているのではないだろうか。
しかも、入札後に契約しなければ一定期間入札ができなくなるため、この建設会社は350円で2万1000平方メートルの除草作業を行なうのだという。

条例がどうなっているのか私の知るところではないが、少なくとも人間としての良識があるならば、こんな理不尽な契約は成立することはないだろう。
私の知っている実例として、落札後に自治体の担当者が「おかしい」と感じ、「ダンピング規正法に抵触する可能性がある」ということで入札をやり直したケースがある。
赤穂市においても、こうした判断を行うことも可能なのではないのか。
行政執行者である前に、人として、物事を判断できる自分でありたい。

【関連リンク】
【大変だ!】「万」落とし…350円で除草作業請け負い(イザ!)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/153310/

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