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2007年12月 3日 (月)

第16回黎明塾「製品ライフサイクルと製品ポジショニング」

12月1日(土)に第16回黎明塾を開催しました。
今回のテーマは「製品ライフサイクルと製品ポジショニング」。

身近な企業経営者と話していても、正確な意味の製品ライフサイクルを理解している人は本当にわずかだ。殆どの経営者は「どんな製品でも導入→成長→成熟→衰退という4段階を経るということだ」程度の認識である。実に貧弱といわざるをえない。
差別化の視点や、自社が提供している製品のライフサイクルに応じたより適切な戦略を、いかに立案し、実践していくのかという経営戦略に至っては、何ら有効的な回答が期待できないのが現代日本における経営の実情であろう。

今回は根本的な概念である差別化とポジショニング戦略の考え方を押さえた上で、製品ライフサイクルの各時期におけるマーケティング戦略の留意点と具体例を学ぶことにした。
そして少し視点を広げて、市場そのもののライフサイクルを創出していく起業家の立場から、市場のライフサイクルについての取り組み方を考察する流れとした。

今回の内容に関連してひとつ指摘しておきたい。
日本の経営において特に顕著なのではないかと思うのは、「スタイル」と「デザイン」の概念を正確に把握できていないことである。
あなたは「スタイルとは何ですか?」と問われてどのように答えるだろうか。
また「マーケティングにおけるデザインの重要性を教えて下さい」と問われて何と答えるだろうか。
特にデザインという言葉は、グローバルスタンダードな理念と全く異なる使われ方をしてきた。100人の経営者がいても99人は製品の外観やパッケージ程度の認識しかない。
製品開発に関わる者であってもその認識はさほどの違いはない。
日本における創業成功率が格段に低い理由の一つもこうした点に現れていると私は感じている。

理解を容易にするために「製品」というカテゴリを用いていることも付け加えておきたい。
サービスという無形商品も大きなビジネス分野であり、無形財にあっても同様の考え方が重要である。

【関連サイト】
第16回黎明塾「製品ライフサイクルと製品ポジショニング」

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