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2007年11月 9日 (金)

「区民と区長のつどい」に参加

昨夜11月8日(木)に行なわれた「区民と区長のつどい」に参加した。
これは練馬区(東京都)の志村豊志郎区長が就任以来、継続して開催されている会合だ。私の近隣でも以前から出席している方もいるが、私は時間が合わなくて今回初めて参加してみた。
練馬区のホームページには概要が出ているのだが事前に確認しないで行ったものだから要領がわからなかった(少し反省^_^;)が、毎回テーマを決めて開催されている。
これまでに10テーマが取り上げられ、今回は「良好な交通環境について」。
1つのテーマで区内4ケ所程度で開催されるので開催回数としては約40回ということだろう。
当日の会場は東大泉5丁目にある勤労福祉会館。我家からは自転車で3分ほどだ。
時間は2時間。そのうち約30分は区側からパソコンを使って現在の交通事情や課題と講じている対策についての説明があり、質疑応答は1時間30分だった。全部で長くても1時間半だと思っていたので「しっかりやっているんだなぁ」というのが率直な感想だ。

練馬区内、そのうち大泉地域の住民が参加者の大半だったようだが、同じ地域といっても住生活環境には大きな格差があるなと感じた。頭ではわかっているつもりでも実際に住んでいる人の生の声を聞くとひしひしと迫ってくるものがある。
特に交通が不便な西大泉地域の住民の意見は貴重だった。
ただ同じようにバス停にも西武線の駅にも遠いはずの南大泉地域の住民の方の発言が一人もなかった。関区民センターでの集いに参加される人が多いのだろうか。このあたりも気になるところだ。

参加された他の住民のことは、あまりあれこれ言いたくないが、一言だけ触れておきたい。
外かく環状道路の建設に反対している住民が複数名出席していたようだ。
司会から最初に「外かく環状道路については事前に意見をいただいている」「他の問題もあるので後半にその話題を取り上げる」という説明があった。
私と同じテーブル(三人掛け)に座っていた年配の女性が20時15分を過ぎたあたりで「時間配分がおかしい」「外環についての反対意見を言わせないつもりか」と不規則発言が飛び出した。実はその人はその直後に発言の機会が予定されていたので^^;結局20時40分くらいまで20分余り外環に関する発言が続いた。その女性の、進行に対する不規則発言や感情的な発言に対しては、他の参加者から激しい抗議も相次いだ。

確かに全体90分の質疑応答の中でその問題が10数分(結果的には20分余り)しかないというのは短いと感じたのかもしれない。区側として一つの問題に多くの時間をとられたくないという思惑もあって進行が意図的になったと言えるかもしれない。
しかし単純にみれば90分中10数分というのは約8分の1の割合だ。様々な問題が提起されていたことを考えると短い時間だとは一概に言えないだろう。
「外環の問題が最重要課題だ」と思っている方々にしてみれば短いだろうが、それぞれの住民にとって最優先課題は、もちろん違う。
あえて言えば、外郭環状道路延伸問題については別途それだけのための住民説明会や様々な機会が設けられることになる、これからも時間をかけて話し合う問題だ。練馬区長とだけ話しても結論が出る問題でもない。事業主体は、もちろん、練馬区ではない。

コミュニティバスなどはなかなか他に発言する機会がない。しかも何度も陳情しても運行に至らないという地域の訴えも出ている問題で事業主体は練馬区であり、会合の趣旨に合致した問題である。
そのことを考えればコミュニティバスを含む区内南北交通の問題や駅周辺の放置自転車問題、流入する通過車輌への対策やバリアフリーへの問題、社会的弱者への対策などに、多くの時間を費やすことに理解を示すべきではないかと私は思う。当日発言のあった主な問題だけでも10件程度はあった。8分の1以上確保された時間配分は恣意的ではないと私は感じた。

かくいう私だって発言したいこと(交通利便性が高まることによる通り抜け車輌への対応や様々な対策や検討経緯のディスクロージャーについて)があったのでずっと手を挙げていたのだが、他の方が指名され続けて結局発言できなかった。
しかしそれだからといって、罵声を発したりしないのが参加する者のルールだ。
時間が短くても発言の機会を確保してもらっていたのだから、私などよりもずっと優遇されているのだ。状況を把握できないのであれば公共の場所で発言することは他参加者の迷惑になることを心しなければならない。
それでもさらに言いたいことがあれば冷静に発言するとか、後日文書等で提出すればいい。

自分と立場が異なる人の対応には、往々にして不満が付き纏う。
回答が誠意あるかどうかは、相手のあることでもあり、別次元の問題だ。
そうした現実も含めて、そこから改善していくのが私たちの日々の活動だと私は思う。
常々感じるのは、行政に対して住民としてどうあるべきかという姿勢の問題だ。
議員や区長を選出する選挙へ積極的に関わるのはもちろんのこととして、日常問題に対して自分の要求を主張するだけでなく、より広い視点で、主体的にいかに関わっていくかを思索できる人間性を養わなければならない。
自分の考えを言えないとわめきちらすような、子どもにみせたくないような行為は、自ら糺していける一人一人になりたい。

【関連リンク】
区民と区長の集いの案内

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