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2007年8月12日 (日)

第13回黎明塾『競争への対処』

8月4日(土)に今月の黎明塾を開催しました。
今回のテーマは「競争への対処」。

端的に言ってしまえば、競合他社が存在しない市場などごく一部の特殊なものだけで、ほとんど全ての企業活動においては競合する自分以外の存在がある。
この競合他社を特定するという視点は、簡単な場合もあるが、そうでもない、つまり特定すること自体に優れた経営感覚を必要とする場合がある。
今回はそうした視点でも論じてみた。
そして、競合他社の分析手法を確認し、インテリジェンスシステムの構築を通して避けるべき競合他者についてもディカッションを行なった。

今回のメインは「競争戦略の設計」にある。
その中でも、特に注目したのはマーケットリーダーの6つの防御戦略と市場シェア拡大の3要素であり、マーケット・チャレンジャーの攻撃戦略の選択である。
これらは実に様々な示唆に富んでいる。
それは、どの企業にあっても常に競合他社の脅威に晒されているからだと私は思う。

そして、そのように競争への対処は重要であるが、顧客志向とのバランスが重要だ。
具体的には現場の経営者は、ポートフォリオ等を活用して、限られた資源をどこに振分けていくのかという経営的課題に日々取り組んでいる。
更に言えば、競争への対処は重要なテーマであり、実践的な方策を数多く提示したが、相対的にだけ捉えてはならないということだ。
「A社よりも優れた商品開発を!」とか「B社の業績を乗り越えよう」「C社に勝ってトップシェアを獲得しよう」というのは目標が具体的で分かりやすい面がある。その一方で自分たち自身の本来の目標を見失う危険がある。
顧客志向とのバランスという表現をしたのは、そのことを端的に表わせるからだ。

相対的な対処と本来の目的の融合。
それが今回のテーマでもある。

【開催内容の概要はこちら】→http://www.prosecute.jp/reimei/013.htm

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