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2007年7月27日 (金)

やっと語られ始めた、参議院選挙の隠された真実。

本当の意味での争点が語られないまま、参議院議員選挙は最終盤を迎えている。
私のブログでも何度も繰り返し書いてきたが、悲しいかな私の筆力のなさ、大きな反響を作り出すことはできないでいる。それでも1日1人、2人、3人と直接会って、私の考えを語っている。会って、時間をかけて語れば、まず理解をしてもらうことができる。それはそこに何かしらの真実があるからだと私は思っている。
それが、最も大切で、確実に現状を変えていく直道であることを確信する。

ここにきて、やっと著名なジャーナリスト達が重い口を開き始めた。
中でも田原総一朗氏が日経BPネットに寄稿している連載コラム「田原総一朗の政財界『ここだけの話』」で、先週と今週の2回にわたって鮮やかに描き出している。
まずは下記リンク先をご一読いただきたい。

7/19付 安倍政権の打倒を企てた官僚たちの二重クーデター
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/column/tahara/070719_20th/
7/26付 争点なき参院選に絶望した財務省若手官僚からの電話
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/column/tahara/070726_21th/

なぜ、年金問題と閣僚不祥事追及が巨大な世論と化したのか。
なぜ、マスメディアはこぞって安倍バッシングに狂騒するのか。
今回の選挙で自民党が惨敗、民主党が大勝して、一番得をするのは、誰なのか。

このテーマを、私たち有権者は、今こそ真摯に考えなければならない。
本来の選挙の争点から遠く逸脱した情勢をみて、笑っている奴が間違いなく、いる。

田原氏は言う。
「安倍内閣は、小泉前首相ですらできなかった、いわばタブーである二つの改革をやろうとしている。一つは社会保険庁の解体と民営化。もう一つは、公務員の天下りの改革だ。これまで各省庁の官房長が握っていた天下り斡旋の権限を奪おうというのだ。
これこそが、今、安倍政権が非常に窮地に立たされている最大の原因だと思う。」
そして
「社会保険庁解体と公務員制度改革は、自民党内外からの安倍政権への逆風となっているといえるだろう。だが、この安倍政権への逆風を仕掛けたのはとりも直さず官僚であり、自民党内の反安倍勢力である。そしてそれを煽っているのがマスメディアだ。その壮絶な反撃に安倍政権が苦境に立たされているというのが、参院選を前にした今の状況なのだ。」
「社会保険庁の解体・民営化も、新・人材バンクも、今度の選挙で安倍内閣が負けて安倍首相が退陣したらご破算になる可能性がある。だから、官僚たちは何としても安倍内閣を潰さなくてはならないとその機会を狙っている。さらに自民党内部からも、経世会を中心に、官僚制度を守りたい人たちが『公務員制度改革をして人材バンクのようなものをつくったら、優秀な人材が官僚にならないから反対だ』と、公然と言い始めている。」

その主張内容は決して浮ついたものではないし、うがった見方でもない。
確かなニュースソースと長年政財界を見てきたジャーナリストの確かな目が、そこにある。
そして、こうした視点で現在の情勢を見直すと、民主党という存在は、官僚たちの見えない糸でうまく操られている操り人形でしかない、ということになる。
皆さんは、この視点をどのように感じるだろうか。
私は、田原氏の視点は真実を射抜いていると感じている。
それは、それが真実と仮定すれば理解しにくい様々な出来事が整然と理解できるからだ。なによりも私の庶民感覚が「そうだ」と納得している。

もちろん田原氏の論じる内容全てに賛同しているわけではない。世論が理性を失い高騰してしまった原因を「2大政党がないからだ」としている点は現象に囚われていると感じるし、現状の打開の道を探っていない点は評論家の限界かと思ったりする。
田原氏のコラムの最後は、逆風の根源は官僚と反安倍勢力とマスコミの3者であるという指摘と「今回の参院選はとても不幸な選挙だ」というコメントで締めくくられている。有権者がどのような現実行動をとるべきかを明言しているわけではない。
しかし、現在の日本の政治は政党対政党ではない点に言及している点は特筆に価すると思う。

官僚の旧弊と戦う与党を選ぶのか、官僚の思惑に易々と利用される民主党を選ぶのか。
さらに、与党といっても自民党と公明党の2つの選択肢が、ある。
本当に目下の課題に真正面から取り組み解決しているのは自民党か、公明党か。
5年、10年、20年そして100年先のビジョンを描き、実行する力があるのは自民党なのか、公明党なのか。
私たちは、今こそ、賢明にならなければならない。
そして、その思いを一票に込めて投票にいかなければならない。
その行動こそが、明日の輝かしき日本を、創る。

【関連リンク】
自・公に逆風止まらず…参院選終盤情勢調査(読売新聞)
内閣支持率微増、参院選は民主優位に変わりなし…読売調査

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