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2006年9月 2日 (土)

行動の善悪を見抜く力を

今日は黎明塾第2回の講座を行いました。
初参加いただきました田中さん、サトウヒデヲくんはじめ、皆様ありがとうございました。
講座の詳細は明日にでも記載させていただこうと思いますが今回の会場に使った練馬公民館の対応について一言触れておきたいと思います。

会場に着いたのは13時35分頃。さあ会場の準備だと張り切っていくと受付の人が「ちょっと事務所へ入って下さい」・・・なんだろう?入っていくと職員が2名私の前に座る...。なんだか強ばった表情...なんか手続き間違ったかなぁと思っているとおもむろに「そちらの団体はどういう活動をされていますか」と聞いてこられた。
その後いくつか会話が交わされたが要するに「営利事業に関連する内容を行なう団体は使用しないでくれ」ということらしい。
確かに黎明塾は経営の勉強会だ。経営者養成を目的にも謳っている。しかし「経営の勉強会=営利事業」との極端な短絡的思考にはあきれてしまった。練馬区の生涯学習団体の申請にも経営の勉強会は認められていることも話したが「それは認められているでしょうね。でも私共(練馬公民館)では利用は認められません」との返答だった。

事情背景が少しわかりにくいかもしれないが、私が主催している桂冠塾、黎明塾は元々自分達の任意で始めた学習会である。
少し前まで私が役員を勤める会社の会議室で行なっていたが、気軽に参加できるように等々の配慮から今年の春以降は都内の会議室を借りて開催してきた。

そうした経緯のなかで、私の地元である練馬区では生涯学習団体の登録制度があることがわかり、練馬区生涯学習課に問い合わせたところ、読書会と経営の勉強会共に実施目的として認められるということで申請を行なうことにして、申請が受け付けられるまでは利用料金半額の特典はなくても利用しようということで練馬公民館に利用申請をして当日行ったら上記の対応だった。

今回、桂冠塾の名称で黎明塾の活動会場の申込をしたことも不正だと指摘された。
しかしこれも団体申込の際に同一の代表者名で別団体名で申込むと二重登録の指摘を受けるとの指導があって、一団体のみで登録した経緯があるのだ。
しかしこれも練馬公民館職員2名に言わせれば虚偽申請となるらしい。
会費350円を徴収するのも営利活動と言われた。
元々無償で行なってきたが生涯団体申請の相談の際に「原則的に運営は会費制にして下さい」との指摘があり実費相当ということで350円にしたのだが、公民館職員に言わせると「会費を集めてお金儲けをしている」ことになるそうだ。
こちらはひとつひとつ問い合わせをして手続きを進めてきたのに...利用者の立場から言えば「統一見解で対応しなさいよ」といいたくなるような大柄な対応だった。

それぞれで基準が違うのはわからなくもない。
しかし「練馬公民館は生涯学習団体利用時は半額になる施設である」という説明を受けたので申込んだ施設だ。生涯学習団体に認められた団体は練馬公民館を利用できると思った私達はとんでもない思い違いをしたと言えるだろうか。しかし練馬区民館の職員には「生涯学習団体認定の基準と練馬公民館利用許可の基準は違う」と明言された。だったら最初からそのように明示すればいい。私達は2年以上前から活動を続けている。別に練馬公民館を使わなくても活動は続けられる。ただ多くの人に参加してもらえればという気持ちで問い合わせたら生涯学習団体という制度があることを知り、その団体は練馬公民館等の施設を半額料金で利用できると聞かされたので申込んだだけの話なのだ。こちらから無理をして利用申込したわけではない。
それなのに、今日の職員の対応だ。

お役所仕事の典型に直面した。
ただ、職員の立場もまったくわからないでもない。
少しでも営利的な雰囲気(この雰囲気というのがくせものだ^^;)がある団体の利用を認めると際限がなくなると言っていた。
まぁそれはそのとおりだろう。

そうした立場も考えて、私はその場で一つの提案をした。
「黎明塾が営利目的かどうか、今日の塾の内容を実際に聞かれてはどうですか?」
百聞は一見に如かず。
私は後ろめたいことは微塵もないので、今日の黎明塾を実際に見て判断してくれと提案したのだ。
しかしその職員が会場に現れることはなかった。
疑わしい団体だと思うのであれば職員の責任として真偽を確かめるのが当然ではないか。練馬区民である利用者に、横柄な態度で高圧的なものを言ったのだから、実際にどんな内容か確かめなければ明らかに職務怠慢である。
なぜこの職員達は、確認するために会場に入ってこなかったのだろうか。
その理由はこのブログを読んでいる皆さんの判断に委ねたいと思う。
練馬区の職員、特に私の提案を無視した練馬公民館の職員男性2名にはぜひとも意見を寄せていただきたいと念願している。

さらにもうひとつ言っておきたい。
練馬区民と接する現場の職員が経営ということと営利活動の違いがわからないのでは、いつまでたっても地域経済は復興しないだろう。職員がそこまでいうなら練馬区は不況対策とか商店街の活性化とか中小企業支援とか言わなければいい。練馬公民館職員の理屈でいれば練馬区がやっていることも営利事業と言わざるをえなくなる。それとも練馬区がやっていることは性善説で、民間がやれば性悪説で判断するのだろうか。

練馬区の職員はもっと自己研鑽しなさい。

先行きを思うと暗澹たる思いになった出来事だった。
人間は最初から「疑わしい活動をしている団体ではないのか」という姿勢で見れば、どんな活動をしていても裏心があると思い込んでしまう。
世間でも私心のない行動が中傷非難にさらされている事実をみればこのような出来事は日常的に起こりうることが納得できる。確かにそうした善行に見せかけた自己中心的行動を人間も多くいることも事実だ。
行動の善悪を正視眼で見抜く確固たる判断能力を身につけることだ。そのためには一人一人が広い視野に立つことと個々の事象に振り回されない評価軸をもつことではないだろうか。
それは古来、哲学と呼ばれているものだと私は思う。

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