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2005年9月 5日 (月)

東京23区内で浸水家屋が多発

4日夜から5日未明にかけて、東京都をはじめとして首都圏都市部を襲った記録的な集中豪雨で床上浸水などの被害が発生した。
都内では杉並、世田谷、中野、北区を中心に508軒が床上浸水、1424軒が床下浸水し、首都高速5路線7か所と一般道の25か所が冠水、通行が規制された。
私の住む東京都練馬区でも昨夜4日22時台を中心に1時間当たり100mmを超える集中豪雨となったが幸いにも浸水被害はなかった。

今回浸水被害が発生している地域は、元々小規模の被害が頻発している、地元では知られている地域ばかりだ。しかしこれほどの大被害になったのはなぜだろうか。
今回の被害発生の一因として「合流式下水道」システムが指摘されている。生活下水と雨水とを一緒の管で下水処理上まで運ぶ方法だ。今回の被害に対して、専用管や地下での調節池の建設を急ぐことを指摘する声も出ているようだが、その一方でそうしたシステムであっても時間当り100mm以上の対応ができる下水道システムになっていない事実もある。

それよりも激流を発生させないための原因解決こそが必要だ。
原因解決の視点は2つ。
ひとつは集中豪雨を発生させないこと。
もうひとつは降った雨を一気に流さないことだ。

集中豪雨を発生させないためには温暖化を防止することが最も有効である。これは大きなテーマなので別の機会に書きたいと思います。
「雨水を一気に流さない」ことの方が対策から効果を得るまでの時間が短い。都市の保水力を挙げていくことは以前からプロセキュートのHPでも訴えていることでもある。いくつか方向性はあるが、抜本的には地下浸透の割合を上げていくことが重要だと私は思う。その次善の策として雨水浸透枡など雨水を貯めるタンク等も有効になる。

今回が特殊だったのではない気持ちもする。今後続いていく被害の始まりにならないように、今できることからはじめる。これが10年後の未来を変えるのだと思いたい。

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コメント

 トラックバックのご挨拶が遅れました。初めましてm(_ _)m
 以前、私は、建物の給排水設備関連の営業職をしておりましたので、はた様のブログを非常に興味深く拝見させていただきました。
 私は、建物の専有部分から共用部分までの設備に携わっておりましたので、本管から先の給排水管に関する知識は、ある程度しか持ち合わせておりません。地下調節池の設置等…様々な問題があることや、設備の劣化に対する行政側の対応が遅れ気味なことくらいは存じ上げておりましたが…
 我が家は、雨水管と占有部からの排水管が、途中の枡あたりで合流させているのか、或いは、直接、下水管へ放出させているのか…転居して間もなかったことや、建物の図面を見る機会に恵まれていないこともあって分からないのですが、床上浸水してしまった次第でした(T_T)
 今後も興味深く、はた様の『市民はたさん の 普通の感覚?』ブログを拝見させていただきます^^
 よろしくお願いします<_ _>それでは失礼いたします(^-^)/~~
 

投稿: 聖夜(せいや) | 2005年9月 9日 (金) 00時04分

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» 私の自宅も『床上浸水』 [君がいるだけで]
 昨夜半から深夜へかけて、台風14号北上の影響により集中的な豪雨に見舞われた東京地域周辺は、凄まじい [続きを読む]

受信: 2005年9月 5日 (月) 16時48分

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